本当に綺麗なガラスって、見たことありますか？肉眼では綺麗だと思っていても、意外と小さなキズや細かいゴミが付着していたりして、透き通るような美しい窓ガラスって、実はそうそうなかったりします。水拭きしても水の跡が薄っすらついてしまったり、その水滴をゴムワイパーで取ったとしても、埃や小さなキズが付いてしまうことが多いのです。
ですが、この前本当に綺麗なガラスというのをついに目にしました。場所は都内の宝石店です。店構えがオシャレで素敵でしたし、窓に描かれた店名などがまた秀逸でしたので、お店の方に許可を取って外観の写真を撮らせていただいたのです。私は一眼レフで街中の何気ないシーンを切り取る、いわゆる「ストリートスナップ」が趣味なので、その一環ですね。
ガラス修理
そしたらどうでしょう。帰宅後に写真をパソコンに転送して見てみたら、まるで窓ガラスが無いかのように、店内が透き通って見えるんです。写真に撮って見直した時に全く気付かないレベルの綺麗なガラスなんて、正直初めて見ました。しかも外観ですよ？どうしたって汚れや小さなキズはできてしまうでしょうに、そこのガラスはそれがありませんでした。
私は窓ガラスに詳しい方ではありませんが、きっといいガラスを使用しているのでしょう。そして日頃の窓掃除を徹底することで、この美しさを保っているのかもしれません。宝石店は確かに外観が大事でしょう。外から見える店内の雰囲気が、お客さんにとって一番の「選ぶ基準」となりうるんでしょうね。どうしてもキズや汚れのつきやすい窓ガラスだからこそ、そのお店の意識の高さを感じることができました。
ガラス装置製作（ガラス、セラミックス）
Yano Labolatory, Dept. Chem. & Mater. Sci.