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    yogore_madogarasu
    雨跡のような白っぽい水滴汚れが、窓ガラスの下に付いて落ちにくいという苦情をたまに耳にすることがあります。クレンザーなどを使ってゴシゴシとどんなに拭いても汚れが落ちないというのです。カルキが蓄積したような汚れなのかもしれませんが、以前テレビでこうした汚れを落とす画期的な方法を紹介していました。液体クレンザーと酢を混ぜたフキンで拭くと良いらしいのです。あるいは、クエン酸や酢を研磨剤に混ぜる方法も良いということも聞いたことがあります。

    ちなみに余談にはなりますが、窓ガラスや鏡の曇りにはジャガイモの皮を使うと良いそうですね。ジャガイモの皮で曇っている部分をゴシゴシと擦った後、乾拭きをすると良いそうです。

    ところで家庭用の窓ガラスくらいは、そうしたとっておきの知恵を絞りながらでも何とか綺麗にすることができるのかもしれませんが、近年多くなっている高層ビルはそう簡単にはいかないでしょうね。そんな高層ビルや天窓のある一般住宅が近年多く建てられるようになっていますが、そんな建築様式には汚れにくいガラスという新技術が採用されるようになってきているそうです。例えば、雨の力でガラスの汚れを落とすといった窓ガラスが開発されているようなのです。アクアコートと称する新技術なのですが、雨水がガラスと汚れの中に入り込んで、汚れを落としてくれるというのです。あるいは、光触媒をコーティングしたバイオクリーンと称する窓ガラスも開発されているようです。そのバイオクリーンガラスの場合には、太陽光が当たると光触媒コーティングされた酸化チタン膜が、有機分解機能を発揮して雨が降った際に雨水と一緒に窓ガラスの汚れを落とすというのです。こうした新技術を搭載したガラスというのは、少々コストが掛かるようなのですが、高層ビルなどの窓ガラスを清掃する人件費のことを考慮した場合、そうした窓ガラスを取り付ける費用も御破算になるでしょうね。

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